今日は青島博物館を見る予定が、その場所にいってみると、移転のため閉館。新館は市の郊外、明日行く予定の嶗ロウ山の方角にある新興市街地に建設中とのこと。青島海洋大学周辺の散策に切り替えました。
老舎、聞一多、康有為故居
老舎が1936年に《駱駝祥子》《文博士》を書いた、大学近くの故居にまず行ってみましたが、誰かの住まいになっており散らかった外観に立ち入るの止めました。
次に青島海洋大学校内に入り、中央美術学院草創期の油画教授でもあった文学者、聞一多の故居を訪ねました。“一多楼”として先生の著作や紀念のものを展示しているはずなのですが、紅い屋根、黄色い壁の瀟洒な2階建て屋根裏付きの洋館に入ってみると、内部は本来の使われ方はしていず、学生のような宿泊者たちの2段ベッドなどが乱雑になっていました。
中国で唯一の海洋大学というこの大学自体は、海にむかったスロープを利用した勉学にふさわしい雰囲気の素敵なキャンパスがひろがり、わたしもここでのんびり昼をとりました。
康有為晩年の故居は、最近修復され記念館として開放されています。新しい中国を模索した康有為が、何故ここに晩年の居をかまえたかが、この青島のドイツ風の街並と海浜に近い爽快な気候からわかるようです。
小魚山公園
ここは比較的新しい公園ですが、中央の塔から市街をよく見わたすことができます。
写真、左上からつきでて少し小さく盛り上がっているのが小青島公園です。
小青島公園
古琴の形をしているので琴島(qindao)とも呼ばれる、小青島(qingdao)公園まで海岸沿いに歩きました。
島は海中にありますが、コンクリートの防波堤で陸と結ばれています。琴にはどんな所が似ているのと聞きたくなりますが、夕日をみながらのんびりするにはよい場所でした。
6月05日(火) 北京 済南
06日(水) 済南 山東芸術学院 市博物館 山東省博物館
07日(木) 曲阜 孔子廟 孔府 孔林
08日(金) 泰安 泰山
09日(土) 泰山頂上 岱廟 泰安 青島
10日(日) 青島 老舎、聞一多、康有為故居 小魚山公園 小青島公園
11日(月) NEXT→石化楼 嶗ロウ山 青島
12日(火) 北京