今日から毎日、次の時間で食事
菜食主義者のような、修業者のような食事
太行山脈は、河北省、山西省の南北にまたがる広大な山脈 宿泊したこの辺は、嶂石巌(しょうせきがん)として知られる景勝地区 午前中は皆で簡単な山歩き
08:00宿舎発
09:00一線天への甲門(入口)前で休息 蛇岩を見る 一線天から頂上(1700mほど)へは1日かかるので登らず 崖つたいの側道を廻り
10:00半月湖 小さな塞き止め湖
10:30宿舎着
午後からは、各人、ポイントをさがし写生
劉、李、孔藍などと下った場所にある石造りの老民家を廻る すでに班長が来て老人のすわる民家を写生している 木になっている梨を食べる 以外と甘くおいしい 後でもらって食べた林檎もよいでき
畑に上り先に歩いた民家と背後の太行山の遠望を写生
16:30終了 今日の風景画のようなイメージは本意では無いので明日からは、太行山の岩を画くことにする
晩、劉老師の以前の太行山写生の写真を見る
呉、陳の部屋で聊天(むだ話しの意味)
9月18日(火) うす曇 塔の岩の写生 王一明
飯が粗末なので一日あたり5元追加することになる しかし最初の日だけ良くなったが、以降あまり変らなかった 3食付き1泊20元(約300円)では良しとするか
08:30宿舎発 槐泉寺を遠望した塔のような岩のモチーフを画くことにする 寺の前の畑に入り写生 木立の間を尾長鷄がゆったりと飛ぶ
昼戻り午飯 午後、再び同じ場所で写生
同室になった王一明は、中国東北地区では随一の魯迅美術学院出身、現在北京在住の35歳見当のがっちりした長身、鉄人のような画家。濃墨の積墨でぐいぐいと画く写生は、1点ごとにある完成度がある 今回のメンバーの中でも作品からも画く姿勢からもプロといえる 以降、適切なアドバイスを随時受けることができ、良い人と同室になれた
TOP△
9月16日(日) 出発 水墨画の写生ための用具
17日(月) 嶂石巌散策─蛇岩など
18日(火) 塔の岩の写生 王一明
19日(水) NEXT→水墨技法─積墨法のし方
20日(木) 《淮泉寺記》
21日(金) 嶂石巌散策─大王台
22日(土) 峰廻路転写生1日目─秦お爺さんと黒
23日(日) 2日目─小虫が大発生
24日(月) 3日目─嶂石巌路起伏多
25日(火) 4日目─嶂石巌の音
26日(水) 5日目─蝋燭の明かり、深い闇
27日(木) 6日目─客人
28日(金) 7日目─写生結束
29日(土) 懸崖の箱庭─凍凌背
30日(日) 帰路