済南市博物館
済南市博物館では特別展《済南洛荘漢墓首期出土文物精品展》(8元)が開かれていました。
洛荘漢墓は、山東省章丘市で最近発掘され話題になった前漢初期、紀元前186年頃、呂国王呂台が墓主と推定される大規模な墓です。
「首期」、発掘の第一報告ということもあり展示は地味ですが、秦始皇帝の銅車馬(馬も含め全て金銅製のため少し縮小されています)と同じモデルの馬車の実物が、出てきたのはびっくり。しかし洛荘漢墓では金メッキをほどこした青銅の金具以外の木の部分が腐ってなくなっており、全体は想像で復元する必要があります。会場にはいちおう実物大の復元模型が展示されていました。
その他当時の生活の様子を知る上で興味深い出土品が少しづつケースに置かれていましたが、是非見たいと思ってきたのは楽器の展示。
洛荘漢墓は、編磬6セット107磬という大量の磬を含む、編鐘1セット19鐘、建鼓1面、懸鼓2面、瑟7面(金メッキの枘)という編成の楽器群が出土したことで有名です。ほぼ実物が展示され、前漢の王家の礼楽のさまを彷佛とさせます。会場で出土楽器を使った復元演奏の番組の録画を見ました。
澄んだ鐘、余韻の短い磬の「金石の音」は、古琴の音色を譬えるのによく使われます。録音を通してですが、洛荘漢墓の音色はうたがい無く太古の遺音をイメージする縁(よすが)となるものと感じました。
山東省博物館
山東省博は容れ物も大きいですが、恐竜もでかいです。

その他、石刻などの展示は時間がなかったので駆け足で。
トツゼン番外編
山東の料理の皿はでかいと、きのう列車の任さんはいっていました。
この日、なにげなく大衆食堂でたのんだ拌黄瓜(碎いた胡瓜のニンニク醤油あえ)の1皿は、山東ショック!と呼ぶにふさわしいでかさでした。
知りあいの山東人のでかいのもこれで納得です。
博物館に行く路の途中でみかけた薬酒屋の陽気なヨッパライおじさん人形 |
その10年後の精緻な山水書画冊(紙本水墨設色 1734甲寅52歳 山東省博蔵 全12開のうち《柳園図意》《邗溝春汛》《弘済江天》《岳台春暁》の8開の書画が展示)が印象に残りました。
6月05日(火) 北京 済南
06日(水) 済南 山東芸術学院 市博物館 山東省博物館
07日(木) NEXT→曲阜 孔子廟 孔府 孔林
08日(金) 泰安 泰山
09日(土) 泰山頂上 岱廟 泰安 青島
10日(日) 青島 老舎、聞一多、康有為故居 小魚山公園 小青島公園
11日(月) 石化楼 嶗ロウ山 青島
12日(火) 北京