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 美術史系秋季考察旅行

9月14日(木)  兵馬俑 臨潼県博物館 華清池

兵馬俑 秦俑博物館

第2号金銅車馬

第1号金銅車馬 金銅車馬館
新しくできた美術館の地下に、2組みの金銅車馬が展示されています。
造形も鋳造も当時の技術の粋を尽くしています。秦の空間が今、新しく甦り目の前にメカニックな車馬が躍り出てきそうな錯覚がして驚異です。
弓を射る兵士 第1号坑兵馬俑 第1号坑兵馬俑 最大
第2号坑兵馬俑 俑に色彩が残る
第3号坑兵馬俑 小規模 指揮官たち?

臨潼県博物館
華清池のすぐ隣にあります。慶山寺仏教文物展(1985慶山寺出土)とした小さな展示が目を引きました。
(図版は後ほど入ります)   盛唐   舎利塔基石門楯    
(以下同じ)   盛唐   上方舎利塔記   「開元二九年(741)四月八日」
  盛唐   舎利精室壁画   墨線、白、朱、黄、緑の彩色
菩薩(伎楽天女)の進む中央に山水! 左右末席に各5僧(1胡僧)
左僧の背景に6曲山水屏、右背景にに6曲牡丹屏

華清池
今朝、招待所から歩いて10分ほどの興善寺へ行ってきました。唐の往時は、不空がすまい、密教の中心地として栄えましたが、今は南北に長い寺域からその様子をうかがうのみ。桂花が開き香りがみちていました。
華清池の浴池の遺跡にも木犀の香りがただよい、秋を告げていました。

インターネットカフェにて
今度旅行している3年次の学生(周博、黄小峰、谷贇、唐中磊、梁存収、李峰、張楠ら)がたくさん記事やエッセイを寄せている中国芸術新聞を見ました。なかなか棒(bang4 強力、高水準の意味)です。
このサイトは美術史系の邵大箴教授や美術史系を卒業し美院のデザイン系編輯室に籍をおく余丁講師が芸術総監をするなど中央美術学院の関係者が関わって造られています。《i-fang専欄》として日本から美術家の方振寧が写真や文を寄稿しているのもなつかしかったです。


9月 4日(月) 北京 鄭州
   5日(火) 鄭州 河南博物院 打虎亭漢墓 新密
   6日(水) 鄭州博物館 古玩城 鞏義
   7日(木) 鞏義 宋陵 鞏県石窟 黄河
   8日(金) 洛陽 古墓博物館
   9日(土) 龍門石窟
  10日(日) 関林 水泉石窟 龍門石窟
  11日(月) 民俗博物館 洛陽博物館 白馬寺
  12日(火) 永楽宮 西安
  13日(水) 西安 歴史博物館
  14日(木) 兵馬俑 臨潼県博物館 華清池
  15日(金) NEXT→碑林 歴史博物館 唐墓壁画 考古研究所
  16日(土) 咸陽市博物館 茂陵 乾陵 懿徳太子墓 永泰公主墓
  17日(日) 法門寺
  18日(月) 古玩城 西安
  19日(火) 北京



  北京信息   2000.9.26写  更新

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