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【ケージと古琴と山水画】 荒井雄三(美術史家・琴詩書画研究家)
2002年11月23日(土・祝) 16:30開場
入場無料 差し入れ大歓迎!
おそらく、演奏中は暖房を止めると思いますので、暖かい服装でお越しください。
16:30 開場
17:00 開演 古琴と山水画の解説、演奏
19:00 パーティー+オークション
21:00 終了
▼川村からひとこと
荒井さんは、なんと中国でインターネットをしておられたときに WINDS CAFE のサイトを偶然見つけたのだそうです。「帰国したら一度来てみたいと思っていた」と、今年の夏に初めて WINDS CAFE におこしいただいたときにおっしゃったものですから、私はなんとも、いや、眩暈がしました。その後、ほとんどの WINDS CAFE に皆勤してくださっておられますが、荒井さんのホームページを拝見して更にびっくり。どうしてもこれは一度ご出演いただきたいとお願いしてきましたが、ついにそれが実現します。今から楽しみです。
▼荒井雄三さんからの手紙
こんどいたしますのは現代中国では古琴(こきん)と呼ばれている七弦の琴です。とにかく音量の小さく渋い楽器です。
この伝統楽器がどうしてケージに関係あるのか、ミシンと蝙蝠傘ほどによくわかりませんが、一つには当日の琴の沈黙にあるかもしれません。すでに1600年前に陶淵明は《無弦琴》で《4分33秒》を演奏していたともいえます。吉祥寺の空中ビルの一室に、弦をすべらす手の動きのみ聞こえるという《4分33秒》的沈黙が頻出するに違いないと想像しています。
またケージが音楽ばかりでなく絵画もよくしていたことにちなみ、会場には山水画を掛け廻し、曲目は最も短い日本の琴歌から、日本では初めて聴かれる古琴の大曲まで用意いたします。
プログラム(1時間半ほどを予定・時間により曲を適宜減らします)
正調の調弦:琴歌《山里》《平沙落雁》《流水》《漢宮秋》《梅花三弄》
(休息)
楚調の調弦:《楚歌》《屈原問渡》
姑洗調の調弦:《神品姑洗意》《飛鳴吟》《秋鴻》
▼プロフィール
荒井雄三(あらい・ゆうぞう):東京芸術大学美術学部にて中国絵画史を専攻。同時に中国の絵画が、西洋の「美術」というジャンルにとどまらない総合的な創造活動(琴詩書画)の一端であるという考えから、1983年坂田進一先生より古琴を学ぶ。二玄社美術編輯として台北故宮博物院複製事業を担当後、1999年北京中央美術学院に留学、美術史、山水画、また管派の王迪先生より古琴を学ぶ。現在、日本大学芸術学部東洋美術史講師。
http://www.linkclub.or.jp/~qingxia/
それでは11月23日(土・祝)に吉祥寺でお目にかかりましょう。
◆予告編◆
WINDS CAFE 72【ミューレンブルクの雪姫】
松本智勇(レクチャー) 2002年12月14日(土)
http://homepage1.nifty.com/Pyrus/index.html
WINDS CAFE 73【(未定)】
仙堂新太郎(打楽器) 2003年1月某日
http://www.h2.dion.ne.jp/~shinchan/hp_of_sendo_001.htm
WINDS CAFE 74【(未定)】
山田浩子(ダンスと声) 2003年2月某日
富塚研二(暗誦)2003年4月か5月某日
大島豊(ディスクジョッキー)
http://www.linkclub.or.jp/~soyo/
谷川賢作(キーボード)
http://www.taniken.net/
柳下美恵(サイレント映画と音楽)
http://www.ltokyo.com/yanasita/miespick.html
松井茂(詩人)
http://www11.u-page.so-net.ne.jp/td5/shigeru/
三輪眞弘(作曲家)
http://www.miwa.to/
ヒハラフミヘ(コト弾き・ハニワゴト)
石渡玲玲(作曲家)
過去の企画