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10月3日(日)快晴  鉄壁銀山に登る

銀山の双子山
今日も快晴。7時半に学バスに乗り、張老師と美院関係者の家族と留学生、合わせて50人ほどで密雲の鉄壁銀山へ。10時に着き午後1時まで周囲を散策しました。
ここは隋唐に開かれた法華寺という名刹の跡。遼・金代の石塔が残ります。背後には、冬の雪霜が銀のように見えるため「銀山」と名付けられた、八達嶺の岩山がそびえます。岩の間に大きな割れ目がおりおりにあり、黒く鉄のように見えるため「鉄壁」と名付けられた洞となっています。その一つ仏岩洞は、唐の高僧・鄭隠峰禅師が修業したといいます。

寺の変遷:唐・華厳寺→遼・宝岩寺→金・大延聖寺→明・法華寺

銀山頂上からの展望 休む人たち 少し険しい崖伝いに山の頂上(大黒山815m)に登りました。登ったのはイエメンのT、ペルーのK、セイシェルのJ、キルギスタンのU、ブルンジのE、日本のMなど留学生9人。そこからとった写真をちょっと重いですが御覧ください。
(クリックすると大きな写真が開きます)




銀山の花


銀山の頂上近くに咲いていた釣り鐘草風の花。あまりきれいじゃないけれど、いかにも厳しい所に生えていた感じです。中国花鳥画によくあるねじれたような強い輪郭線もこんな所からくるのかと思わせます。(王府井の部屋に戻って)











 北京信息   2000.2.28更新

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