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 北京信息

 山西省古美術旅行(北部)


夏の旅行は、古建築、壁画、仏像の宝庫であり、
水墨画の始まりの重要な画家、五代の荊浩が隠棲した太行山脈が東にそびえ、
平地には華北の典型的なイメージである黄土高原が広がる
山西省を巡ることにしました。
しかし今回は広大な山西省の北半分に止めました。

 日程

 7月14日(金) 北京 大同
 7月15日(土) 大同 雲崗石窟
 7月16日(日) 大同 華厳寺 懸空寺 木塔 岩山寺 五台山
 7月17日(月) 五台山台内 顕通寺 菩薩頂 塔院寺 万仏閣
 7月18日(火) 五台山台外 南禅寺 仏光寺 広済寺 尊勝寺
 7月19日(水) 五台山 羅[目候]寺 太原
 7月20日(木) 太原 休息 清和元
 7月21日(金) 太原 純陽宮 山西省博物館(文廟)
 7月22日(土) 太原 平遥 山西民居 県衙 城隍廟 市楼 清虚観 城壁
 7月23日(日) 平遥 双林寺 鎮国寺 喬家大院 太原
 7月24日(月) 太原 晋祠 天龍山石窟
 7月25日(火) 太原 北京




7月14日(金)  北京 大同

北京午前11時35分発の大同行き633硬座列車で、大同まで約8時間。
うち続く葡萄畑や、硬座ならではの中国の人間模様などを半分眠りながらみ、しだいに高地に入っていく様子を確かめ、明るい夕暮れの大同に着きました。
泊まるところを決めてないので、直ちにやってくる客引きを断わりながら、駅前の左右に見える紅旗大酒店か飛天賓館かどちらにしようかと思いつつ、結局より近かった紅旗に入りました。


7月15日(土)  大同 雲崗石窟

石窟に行く前、今回の旅行の目的の一つ、金時代の壁画の傑作がのこる岩山寺への行き方について、ホテルの銷售部の責任者の王永剛さんに聞きました。行けないところではないという印象、詳しくは帰った後話すことにし、王さんの手配したタクシーで30分程の大同石窟に向いました。
(すでに11時をまわっていたので軽い昼食をとることにし、石窟前の食堂に入って食べた羊肉餃子がよくなかったようです。数時間後に軽い食あたりになりました。)

雲崗石窟 大同石窟は初めてです。
售票処から見る石窟は、崖の上に土の砦状のものがそびえます。
内にはいり石窟のある広場から外を見やると、龍門石窟の前に広がる伊水と違い、工場群が遠くへの視界を遮ってきます。
40度の北京とはうって変わった爽やかな天気のもと、北魏(騎馬民族である鮮卑族の中の拓跋氏の国)のもっとも初期に開掘された曇曜五窟から見ていきました。

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 日程

 7月14日(金) 北京 大同
 15日(土) 大同 NEXT→雲崗石窟
 16日(日) 大同 華厳寺 懸空寺 木塔 岩山寺 五台山
 17日(月) 五台山台内の諸寺
 18日(火) 五台山台外の諸寺
 19日(水) 五台山 太原
 20日(木) 太原 休息
 21日(金) 太原 山西省博物館
 22日(土) 太原 平遥
 23日(日) 平遥 太原
 24日(月) 太原 天龍山石窟
 25日(火) 太原 北京




  北京信息   2000.7.28更新

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