龍門二十品一覧表

　龍門石窟　古陽洞　　　360度画像　１　２

	名称	造像年	西暦	位置	寸法H×Wcm	字数×行数	尊像	仏像の造営者	主な奉為	書風
1	牛橛造像記	太和十九	495	北壁	65×33	16× 7	弥勒	丘穆陵亮の夫人尉遅	亡き息子牛橛	方筆
2	張元祖妻一弗造像記	太和二十	496	北壁	11×31	3×10	釈迦	張元祖の妻一弗	亡き夫	方筆うねり
3	始平公造像記	太和二十二	498	北壁	75×39	20×10	釈迦	比丘慧成	国の繁栄、亡き父始平公	方筆 朱義章書、孟逹文
4	北海王元詳造像記	太和二十二	498	北壁	75×40	18× 9	弥勒	北海王元詳と生母高氏	自身、母、一族内外の繁栄	円筆
5	解伯達造像記	太和年間	495 ~499	北壁	17×37	5×14	弥勒	游激校尉・司馬の解伯達	皇道、父母、自身	方筆うねり
6	北海王国太妃高造像記	太和末〜景明	496 ~503	窟頂	38×25	10× 5	弥勒	北海王国太妃の高氏	亡き孫	円筆
7	比丘道匠造像記	太和末〜景明	496 ~503	北壁	20×45	7×13	釈迦　弥勒	比丘道匠	皇道、仏法、師僧、父母	方筆うねり
8	鄭長猷造像記	景明二	501	南壁	50×34	12× 8	弥勒	南陽太守・洛陽侯の鄭長猷	亡き父母・子	隷意
9	孫秋生造像記	景明三	502	南壁	104×49	39×13	釈迦	孫秋生、劉起祖ら200人	国の繁栄、仏法、父母、自身	上：方筆 中下：方筆うねり 蕭顕慶書、孟広逹撰
10	高樹解伯都造像記	景明三	502	北壁	41×28	14×10	釈迦	高樹、解伯都ら32人	父母、親属	方筆
11	比丘恵感造像記	景明三	502	北壁	17×39	5×14	弥勒	比丘恵感	亡き父母	方筆うねり
12	賀蘭汗造像記	景明三	502	窟頂	51×37	10× 5	弥勒	広川王霊遵の祖母侯氏	亡き夫	方筆うねり
13	馬振拝造像記	景明四	503	窟頂	49×33	15× 9	？	馬振拝、張子成ら34人	皇帝	方筆うねり
14	広川王祖母太妃侯造像記	景明四	503	窟頂	25×79	6×22	弥勒	広川王の侯氏	孫広川王、自身	円筆
15	比丘法生造像記	景明四	503	南壁	33×34	13×11	釈迦	比丘法生	故孝文帝、北海王母子	円筆
16	楊大眼造像記	正始三	506	北壁	75×40	23×11	釈迦	楊大眼	故孝文帝	方筆
17	魏霊蔵造像記	正始三	506	北壁	73×39	23×10	釈迦	魏霊蔵、薛法紹ら200人	皇道、自身	方筆
18	安定王元燮造像記	正始四	507	南壁	24×38	9×13	釈迦	安定王の元燮	亡き祖父母・父母、親族	円老
19	斉郡王元祐造像記	煕平二	517	南壁	36×36	16×16	弥勒	斉郡王の元祐	自身	円老
20	比丘尼慈香慧政造像記	神亀三	520	慈香窟	38×38	11×10	釈迦	比丘尼慈香・慧政	自身と女人救済	行意

　※赤字は「龍門四品」。造像年欄の斜体表記の年号は宮大中『龍門』（文物出版社）に従う。