東京古琴研究会 主催

古楽文化サロン

Salon culturel de musique ancienne chinoise

演奏・思想・美術・文献を横断して
古琴を読み解き 議論を共にする場
お茶と音楽と、そして少しのお酒と


開催趣旨

古琴(七弦琴)は、単なる楽器ではありません。数千年の時間を超えて伝わるその弦の響きには、詩人の言葉、思想家の問い、画家の視線が積み重なっています。それはひとつの楽器であると同時に、中国古典文化そのものの結晶、日本を含めた東アジアに及ぶ精神文化の精髄が集っています。

「演奏・思想・美術・文献を横断して古琴を読み解きつつ、議論を共有できる場」

古楽文化サロンは、その豊かな歴史と世界に、複数の専門的な視点から向き合うための集まりです。演奏者、琴学研究家、美術史家、音楽学者、文学研究家——異なる場所に立つ者が会し、ひとつのテーマを多角的に掘り下げます。

レッスンの場ではありません。演奏会でもありません。学術的な発表会でもない。飲み物を片手に、専門の垣根を気にせず問いを立て、発見を声に出す——そんな、学際的でありながら気軽に集える研究サロンです。


第1回

SESSION 01

《酒狂》の打譜と阮籍の絶望について

日時 2026年7月19日(日) 18:30〜21:30 会場 千駄ヶ谷コミュニティセンター2階 サークルルーム2
施設案内 →
会費 1000円 (会場にて受付時にお支払い頂きます) 設備 WiFi・プロジェクター完備、飲食可

テーマについて

《酒狂》は、六朝の阮籍の逸話に由来する古琴の名曲のひとつです。「打譜」とは、文字で記された古い楽譜(減字譜)を実際の演奏へと復元する作業のこと——いわば、音楽の考古学です。

この一曲を取り上げることで、文献に記された記号をいかに解釈するか、時代によって奏法はどう変わってきたか、そしてそこに宿る美学とはいかなるものか、阮籍の絶望とはいかに関わるか、など、問いが自然に浮かび上がります。第1回は、こうした様々な問いを糸口に、各専門家が異なる角度から語り合い、実際に音を出して考えて行きます。

当日の流れ(目安)

18:30 開会・導入(テーマ共有) 18:45 座学セッション:発表+クロストーク 19:45 休憩(飲食・楽器準備) 20:00 音出しセッション:実演・弾き比べ・ディスカッション 21:10 まとめ・次回予告・閉会 終了後アンケート QRコードQRコード

コアメンバー

四人の専門家が、学際的な議論の核を担います。音楽と文学と美術と哲学——異なる専門を持つ者が集まることで、ひとつの問いが思わぬ深さを見せます。

A
琴学、古琴演奏
美術史       プロフィル
B
音楽学
管楽器・音楽理論  プロフィル
C
中国文学
琴歌・会場担当
D
若手研究者、古琴演奏
古琴美学・思想

参加者を募集しています

このサロンは、専門家だけの閉じた場ではありません。古琴に興味を持つすべての方に開かれています。肩書きよりも、問いを持つことが大切です。

こんな方に来てほしいと思っています:

古琴を習いはじめたばかりの方 古琴を長く続けている演奏者 中国音楽・東洋音楽に関心のある方 東洋思想・哲学に興味のある方 音楽学・民族音楽学の研究者 中国文学・漢詩に親しんでいる方 美術史・書画に関わっている方 その他

一般参加者は各回15名程度を予定しています。
お申し込みは下記グーグルフォームからお願いいたします:
  古楽文化サロン 参加者募集フォーム


これから

古楽文化サロンは、月に一度のペースを予定します。テーマは毎回変わりますが、誰もが気軽に議論できる学際的な集まりです。ご興味のある方は、今後もお気軽にご参加ください

第2回 打譜とは何か
日時:2026年8月16日(日)
場所:千駄ヶ谷コミュニティセンター サークルルーム

第3回以降の開催について
頻度:月1回程度
曜日:なるべく土日を予定
場所:千駄ヶ谷コミュニティセンター(サークルルーム)
以降のテーマ:
さまざまな琴曲研究、絵画に描かれた古琴、美術史と中国音楽、
中国音楽における古琴、なぜ文人の楽器なのか。中国音楽の歴史、
中国語の特徴と中国音楽の特徴、琴歌と琴独奏曲の発展の変遷、
日本の琴の歴史、日本の琴譜(東皋琴譜、玉堂琴譜)和製琴歌について、
琴歌の歌い方、などなど豊富なテーマをご用意しています。
※詳細は順次このページでご案内します
会場は飲食可です(持ち込み歓迎)
今後、各回の記録・写真をこのページに掲載していきます