3月14日(火)晴 素心の蘭
T氏から電話、景徳鎭から持ってきた野生の春蘭の株をわけてくれるといいます。 T氏の住む亜林小区に赴き、蘭の鉢を買うため、草橋をとおり、南三環西路沿いのガーデニングの店、花郷草橋花園(豊台区玉泉営)に行きました。このあたりは花郷の名のように園芸関係の店や栽培所があちこちにあります。 そこで《雲南雪素》という1茎2花の白い花の蘭を求めました。 鉢を別のものに植えかえてもらい、株分けをしてもらった春蘭と共に大事に王府井の部屋に持帰りました。
こうして今、部屋には写真のように、蘭が2鉢あるわけです。手前の花が咲いているのが雲南雪素、奥においてある花の付いていないのが景徳鎭産の春蘭、T氏は《景徳香》と名付けました。雲南雪素の後ろに置いてある古琴が、先日訪れた田さん製作になる琴です。 昨年、日本のわが家では《宋荷素》が開きました。今はそこを引払って北京に来ていますが、今年も白く清々しい蘭の花を身近にすることができました。
宋荷素 1999.3 Wacom Intuosで描く