東京古琴研究会 主催
Salon culturel de musique ancienne chinoise
演奏・思想・美術・文献を横断して
古琴を読み解き 議論を共にする場
お茶と音楽と、そして少しのお酒と
About
古琴(七弦琴)は、単なる楽器ではありません。数千年の時間を超えて伝わるその弦の響きには、詩人の言葉、思想家の問い、画家の視線が積み重なっています。それはひとつの楽器であると同時に、中国古典文化そのものの結晶、日本を含めた東アジアに及ぶ精神文化の精髄が集っています。
古琴文化サロンは、その豊かな歴史と世界に、複数の専門的な視点から向き合うための集まりです。演奏者、琴学研究家、美術史家、音楽学者、文学研究家——異なる場所に立つ者が会し、ひとつのテーマを多角的に掘り下げます。
レッスンの場ではありません。演奏会でもありません。学術的な発表会でもない。飲み物を片手に、専門の垣根を気にせず問いを立て、発見を声に出す——そんな、学際的でありながら気軽に集える研究サロンです。
Second Session
SESSION 02
打譜とは何か
第2回は〈打譜とは何か〉です。
これは第1回の《酒狂》の打譜を受け、〈打譜〉についてもう少し考えてみましょう、という流れです。
琴譜の減字譜にはリズムの指示がないため、リズムを与えて、つまり〈打譜〉して演奏します。そこで生じる様々な問題点を、まず基本を確認しつつ、話し合い共有し理解を深めていこう、ということが今回の趣旨です。
初心者の方にとっても、打譜を知ることは、古琴の深く豊かな世界を知る上での入口となっていくことでしょう。
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★★ あなたも琴曲《富士》を〈打譜〉してみませんか ★★ 参加者の方から打譜を募集します。 以下のリンクから琴曲《富士》の減字譜琴譜(『東皐琴譜』正本から)をダウンロードし、打譜を試みてください。 (この小曲は、百人一首の有名な和歌 「田子の浦ゆうち出でて見れば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」の歌詞が付く琴歌ですので。可能な方は歌えるように打譜してみてください) 当日、セッション2のスタディケースBにて実際に演奏してみます。 →ダウンロード:《富士》減字譜 |
First Session
SESSION 01
《酒狂》の打譜と阮籍の絶望について
《酒狂》は、六朝の阮籍の逸話に由来する古琴の名曲のひとつです。「打譜」とは、文字で記された古い楽譜(減字譜)を実際の演奏へと復元する作業のこと——いわば、音楽の考古学です。
この一曲を取り上げることで、文献に記された記号をいかに解釈するか、時代によって奏法はどう変わってきたか、そしてそこに宿る美学とはいかなるものか、阮籍の絶望とはいかに関わるか、など、問いが自然に浮かび上がります。第1回は、こうした様々な問いを糸口に、各専門家が異なる角度から語り合い、実際に音を出して考えて行きます。
Join Us
このサロンは、専門家だけの閉じた場ではありません。古琴に興味を持つすべての方に開かれています。肩書きよりも、問いを持つことが大切です。
こんな方に来てほしいと思っています:
一般参加者は第2回10名程度を予定しています。
第2回お申し込みは下記グーグルフォームからお願いいたします:
⇒ 古琴文化サロン 第2回参加者募集フォーム
Future Sessions
古琴文化サロンは、月に一度のペースを予定します。テーマは毎回変わりますが、誰もが気軽に議論できる学際的な集まりです。ご興味のある方は、今後もお気軽にご参加ください